いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。予備校講師ハトです。ここ数回のブログで「肉体改造」について書いています。そもそも何故トレーニングを開始したか、はそれらにも書いた通りで「肉体美が素晴らしい人に感化された」ためです。
ですが、それよりも根本的な理由は「身体を鍛えれば精神もまた鍛えれることが出来るのでは」と思ったことです。僕は相当にメンタルが弱い人間であり、恐らくは殆どの人々が気にしないようなことで傷付いてしまうことがしばしばなのです。
①生徒の退塾
予備校講師という仕事上、入塾してくる生徒がいれば「成績が上がらない」「人間関係」といった理由で予備校を去ってしまう生徒も必ずいます。
どんなに手を尽くしても年間の退塾を0にするということは至難の業です。ただ、この数ヶ月でちらほら退塾する生徒が目立っている現状は随分心が痛いのです…「ただ授業だけしていればいい」というタイプの先生より自分は頑張っている、という自惚れもあったのでしょうが、そこに色々な意味で悔しさを覚えているのです。
②ノルマ未達
近頃、ビッグモーターの不祥事がニュース等で騒がれています。
自分の勤める予備校でもここまで強烈でないにしろ月の獲得ノルマというものが存在します。達成できる月もあれば上手くいかない月も当然あります。特に高校生指導がメインの教室だとなかなか毎月は難しいというのが噓偽りない現実です。そういう際に当然月末の会議では𠮟咤激励をされるわけです。
とはいえ、恫喝まがいのことを言われているわけではありませんし、厳しいことを言われたとしても後々フォローが入ったりします。
ですが、それでも僕は立ち直ることが困難です。「フォローはしてくれているが裏で呆れられているのだろうな」「頑張っているのに駄目だった」「自分の評価が低いから生徒が増えないのだろうな」といった考えからなかなか逃れることができません。
③会社との不一致
どうも現在の勤め先は「経営のために生徒にできるだけ講習などで金を払わせる」というイメージが強いのです。
これはある意味では仕方のないことですし理解もできます。それでも、どうにも気分がよいものではありませんので僕自身は生徒には本当に必要な授業だけ取らせています。ですが、それでも退塾が出たり生徒の成績が伸びなかったりという状況があり「自分の考えは甘いのだろうか」とジレンマを感じています。生徒優先で動きたいので独立も考えてはいるのですが、なかなかそこまで踏み切れない自分にも苛立ちます。また、会社のすべてが嫌ではないのも事実です。
トレーニング中にも凹んでしまう
そういったこともあり体を鍛えて精神も鍛える!!と思っているのですが、トレーニング中にもこういった考えが頭をもたげてしまいます。
恐らく自分は生き辛い性格をしているのだろうな、と思います。自分のようなタイプが生きていくにはどうすればよいのか…なかなか難しい問題です。肉体改造が良い方向に自分を導いてくれることを期待していこうと思います。それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
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