厳しすぎる頭髪規定のような謎規則に意味はあるのか

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教育の呟き
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どうにも日本の教育の現状が良いとは思えないと常日頃から感じている最近ですが、定期的にこの『身だしなみ』を取り締まることの是非について考えることがあります。

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厳しすぎて意味のない校則は改めていくべき

個人的には、過度な頭髪規定などは反対です。意味をなさないと思っています。

「あの髪型、坊主にされました」美容師が始めた“校則改革” | NHK | WEB特集

NHK:「あの髪型、坊主にされました」美容師が始めた”校則改革”

自分の父もそうでしたが、なぜかこういった校則に異常に拘る教員は一定数存在します。かつて父が「髪型にこだわるということは勉強に集中できていない証拠。そういう奴は全員大学に落ちる。」とまで発言したことがありました。目的と手段がごっちゃになっているというべきなのか…

一方で、こういった考え方が少しずつ見直されつつあるのも確かです。

校則に反発した生徒に校長が伝えた「ある一言」 子どもたちが主体となって物事を動かす意味 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

東洋経済オンライン:校則に反発した生徒に校長が伝えた「ある一言」子どもたちが主体となって物事を動かす意味

かつて学校が荒れていた時代にはこういった校則が効力を発揮していた、というのも事実でしょう。とはいえ時代に対応してアップデートさせていくことが重要です。

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日本社会全体でも少しずつ変化が生まれている

かつて似た内容の記事を書いたことを思い出しました。

多様性の浸透は… – ある予備校講師の呟き (hatojyukublog.com)

少なくとも『現代の価値観』では「金髪、ピアス」などといったものへの嫌悪感は少なくなっているのです。とはいえ、そうではない価値観の人もいますし勿論それを否定するのもおかしな話です。今はまさに『変化の時期』なのかもしれません。

正直なことを申せば、僕だって髭を伸ばして赤髪にしたいという思いがあったりします。今のところ会社はそういったことを認めていないですが、そのうち何かしら変化があるかもしれません。

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明確な意味があると考えられていた側面もある

一方で明確な理由があるといえたものもあります。

なぜパイロットは「ヒゲ」を生やしてはいけないのか(石田雅彦) – エキスパート – Yahoo!ニュース

Yahoo!JAPANニュース:なぜパイロットは「ヒゲ」を生やしてはいけないのか

「緊急時に酸素マスクを着用した際、ヒゲがあると低酸素状態になって危険」という理由のためにパイロットは髭を生やすことは禁止されているといいます。これに関してはもっともに思えます。ただし、上記記事によると、エアカナダの実験では「どのヒゲでも酸素マスクの着用に関して悪影響は出ず、正常な状態で行動できることがわかった」そうです。このように、たとえ正しいと思われていることに対しても追加検証は必要といえます。これも時代背景で変化があったりするでしょうし。

個人的には『変化』を望んでいます

僕がいつまで予備校講師を続けるか未定です。大手予備校のように講師のキャラクターが求められる所は別として、塾業界も基本的には身だしなみを悪目立ちしないように整えなければいけません。

しかし、もはや見た目で人を判断する時代ではなくなっている以上、塾がそこに拘る意味はないのでは…というのが個人的意見です。確かに保護者へ与える印象という問題はありますが、そこで新たな価値観を生み出す方向に舵を切っても良いのではないか…そう思っています。業界が『変化』していくように動いてみたいとも感じています。それではご覧いただきありがとうございました。



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