いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。予備校講師ハトです。2/25㈰に国公立大学前期試験が行われました。XなどSNSのタイムラインを眺めていたのですが『~大の問題を全完できた』『前年と比較して易化(あるいは難化)した』といった受験生の感想らしき呟きが結構な頻度で流れてきました。こういった呟きはインプレ稼ぎのものも多く、あまり真剣に受け止める必要はないいとも思います。
とはいえ、特に新高3生は受験生になるという不安に駆られるでしょうし、新高1生はスタートが肝心になってきます。今回は改めて自分なりの数学学習法について書いていきたいと思います。
以前書いた記事と被る部分はあるかもしれません。
①基本例題なら解けるが、数学に苦手意識があるという生徒が多い
高校数学は丸暗記という訳にはいきませんが、それでも基本~標準レベルの問題であれば解法はある程度決まってきます。そのため所謂進学校に通う生徒は、上記参考書のようなレベルであれば解ける、という人も少なくない反面、そういった生徒の中には『いざ定期テストや模擬試験となると太刀打ちできない』というタイプもかなり多いのが現実です。この理由として、解法を本質的に理解できておらず暗記のみになってしまっていることが挙げられます。そのため、解法パターンを暗記でなくしっかりと身に付けることが先決になってきます。これも「数学が苦手な人」に当てはまるといえます。こういったタイプの人にお勧めなテキストは以下になります。
こちらの『基礎問題精講』になります。これは、その他の問題集や参考書と比較して問題数が少ないという特徴があります。それだけだと不安に思う人もいるでしょうが、例えば青チャートを一冊を極めればある程度数学の実力は身に付くとはいえ、問題数が多くその他の教科を考えると解き切れなくなってしまうということもあります。
それを踏まえるとこの基礎問題精講であればある程度時間が確保しやすいというメリットがあります。そして、基礎問題精講をどのように使うかですが、兎に角例題の解説を理解して自ら記述できるようにすることです。基礎問題精講の例題解説はかなり詳細まで丁寧に解説されているため、それを本質まで理解できるよう何回も繰り返し読み記述していく…これをコツコツとやっていくのです。繰り返しますが、暗記で解けるようになったでは意味がなく本質的に理解することが大事です。一つの目安としては『口頭で問題の解法を解説できるレベル』です。ここまで到達できると実力が上がっていることは間違いありません。
まとめ:基礎問題精講を本質的に理解することで…
学部学科にもよりますが、これで数学については地方国公立大学に合格する力を身に付けることも可能です。
とはいえ、繰り返しなのですが、ただ内容を暗記するだけでは駄目ですし、何より「基礎」とタイトルについているものの、教科書や傍用問題集の基本レベルが解けないと厳しい内容でもあります。教科書レベルから確認したい人はどうするべきかは別の記事で書いていきたいと思います。それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
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