教育の呟き

未だに悩む物理の学習法…

物理という学問はなかなかに難易度が高く、生徒だけでなく教える側の自分も苦労することが多いです。理系学部において必須であることが多い物理ですが、実は受験で使わないという選択も可能です。しかし、大学入学後に苦労してしまうというケースも目立ちます。高校生のうちから何を学びたいか、何を学ぶ必要があるか考えていく必要があります。
教育の呟き

進路選択の責任

12月になり共通テストが近づいてきました。どうしても「後でどうにかなる」「つぶしがきく」という理由で生徒側も大学選択をしたり、予備校側もアドバイスしがちです。ですが、やはり「本当にやりたいこと」を最初は貫くべきです。まずは職業を知るところから始めてみましょう。
教育の呟き

共通テストまで二ヶ月弱…

11月となりいよいよ共通テストまで二ヶ月弱です。この時期は受験生も不安からなのか焦って極端な学習法に手を出しがちです。兎に角「基本知識を根拠をもって理解する」ことを大切にしてほしいです。今は前を向いて学習に励むことが何よりも大切です。
教育の呟き

なぜ多すぎる宿題を課すのか??

相変わらず自称進学校と言われる学校では生徒に尋常ではない量の宿題を課しています。学校も問題ですが、それに疑問を持たずに鵜吞みにしてしまう生徒側にも責任はあります。生徒が自らの人生を自分自身で切り拓く能力を身に付ける手助けをすることこそ予備校講師の仕事のように感じます。
教育の呟き

多様性の浸透は…

関東で展開するスーパーのベルクが髪色などの規則を緩和するというニュースがありました。日本は良くも悪くも保守的な文化が根付いており、こういった『多様性』への理解が浸透しにくい国です。これまでの統治などを考えるとその方が都合がよい側面が強かったのも確かですが、いよいよ文化を変えていく時代に差し掛かっているのかもしれません。
教育の呟き

国公立か私立か…

いよいよ大学受験が数か月後に迫ってきています。特に群馬県の傾向として、理由は様々あれど国公立大学を志望する生徒が多いことが挙げられます。ただし、深く考えずに「国公立が正義!!」と短絡思考に陥ることは危険です。何が自分に合っているかしっかり考えて動く必要があります。
教育の呟き

日本の『品格』とは

かつて父が勧めてくれた「国家の品格」の内容をふと思い出しました。残念ながら、近年の生徒を見るに知的水準が高いとは言い難い現状があります。「グローバル化」という言葉を盲信し、身に付けるべき能力を身に付けなかったツケは大きいものです。こういった部分に向き合う必要性を強く感じています。
教育の呟き

今時の若者は…といずれ若者も語る??

ここ最近の生徒を見ていると、思考力以前に「自分で何かを調べる」といった簡単な行動すら出来ないタイプが増えている印象があります。最初は「これはいかん」と矯正を試みたのですが、彼らの生きてきた環境を考えるとこちらの一方的な押し付けもするべきではないとも気付きました。果たしてどう動くべきか…悩んでいます。
日常の呟き

懐かしき吹奏楽コンクールの名演

先日の吹奏楽コンクールの無料配信を聴いて、ふと自分が過去に聴いていた名演を思い出しました。未だに多くの人々の記憶に残る名演を生んだ生徒さんや顧問の先生を尊敬すると同時に、あまりの厳しさに音楽そのものを嫌いになってしまった知り合いもおり、全てを肯定的に捉えることはできません。良い面、悪い面両方に目を向けてより良い方向に向かってもらいたい、と感じています。
教育の呟き

教員と予備校講師は相容れないのか①

ふとした瞬間「自分の職業とは」ということを考えることがあります。生徒に教えるという立場は学校教員と一緒ですがそこには明確な違いもあります。かつては学校教員を目指していた自分でしたが、様々な理由でその夢は撤回することに。そこには、学校教員として活躍していた自分の父親による影響が良くも悪くもあります。今回から数回それについて書いていこうと思います。