自称進学校の罪深さ

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予備校講師の教育論
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いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。予備校講師ハトです。ようやく三者面談がひと段落つきそうです。ところで僕の教えている生徒の多くが通う学校ですが、所謂『自称進学校』と呼ばれる部類に入るといって差し支えないでしょう。

さて、自称進学校とはここ最近よく耳にする言葉ですが、以下の記事が非常に分かりやすいと感じました。

地方に残る「自称進学校」はムダ学習の温床だ
自称進学校とは、大まかに定義すると、「指導熱心であるあまり、悪気なしに生徒の大学受験を妨害してしまう学校」のことです。自称進学校の先生は、とにかく塾を否定し、自分たちのやり方だけで受かると言って憚り…
東洋経済オンラインより『地方に残る「自称進学校」はムダ学習の温床だ 志望校に必要ない学習を強制する洗脳的教育』

この記事の著者の小林先生は物凄く有名な方です。

あ、この人Youtubeで見たことある!!」という方も多いのではないでしょうか。

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あまりに多すぎる宿題

さて、先ほどの小林先生の記事にも書いてあるのですが、こういった自称進学校は「塾を否定する」「国公立大学を無理やり受験させる」といったことがありがちです。ですが、今回は敢えてそこには触れません。個人的に一番の懸念点である「異常な量の宿題を出す」ことについて触れていきたいと思います。もしかしたら群馬限定の話かもしれませんが。

ところで、僕はブログに掲載する画像はフリー素材を使用することが多いのですが、いくら「宿題が多い」といっても多くの人が予想されるイメージは

こんな感じだと思います。ですが実情は

こんな感じです。いや、本当に。

そして、この異常な量の宿題を「正義」と思っている教師陣こそ大いに反省すべきです。自分たちの指導能力の無さを生徒に責任転嫁しているのですから。

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指示待ち人間を作り出す元凶

基本的にこういった自称進学校に通う生徒は「真面目」な生徒が圧倒的多数を占めます。ただ、この「真面目」とは必ずしも良い意味ではなく「言われたことはきちんとやる」という意味をも含みます。所謂「指示待ち人間」の要素が強いタイプが多いのも事実なのです。



顕著な例は、中学校までは「真面目」に授業を受け「真面目」に課題を行うことで好成績を取ることができていた、というものです。しかし、中学校までの内容と高校で習う内容とでは難易度が全く違います。ここで「自分には何が必要なのか」ということを突き詰められる生徒は実力が付いていきます。

そうすると、次第に「宿題をただひたすら解くの、無意味なんじゃあないか??」と気付き始め、最終的には優先ポイントを自分で整理して自分で判断できるようになっていきます。

ですが…悲しいかな、中学校まで「真面目」だった生徒ほど過去の成功体験から抜け出せないものです。「学校から出されているのだからしっかり解かなければ」「これを解けば実力が付くはずなんだ」という悪循環に嵌ってしまう生徒が毎年後を絶たないのです。そうして、いつの間にか「思考放棄」のような状況に陥ってしまうのです。こういう教育の現状が指示待ち人間を作り出す一つの要因になっている気がしてなりません。

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「真面目」が報われるのではなく…

結論から言えば、過度な宿題を課す学校側にも責任はあるのですが、ただ「真面目」にやれば報われると思い込んでいる生徒側にも問題があります。必要なのは「自己解決能力」です。真面目にやったとて無駄な努力であれば意味がないのです。

さて、こういう文章を書いている自分自身だって、本当に必要な情報を生徒に与えられているのか…「正しい」と思い込むことが堕落の原因になってしまうかもしれません。人に物事を教えるにはそれ相応の責任が伴う…という至極当たり前のことを再確認しつつ、今回は筆を置きたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。



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